ふれあいコーナー

読者のひろば

コロナで外出もままならなかった時、ふと方言の会話を文にしてみようと思い立ち、日々の場面を20話ほど書きました。それを友達に送ったら、「私にこの場面の挿絵を描かせて」ということになり、会話文に挿絵をつけて地元新聞に投稿したところ、連載してくださることに。それが100話を超えた頃に、本を出す決心をしました。自費出版で500冊。ありがたいことに多くの皆さんに買っていただきました。書くごとに、方言のおもしろさ、温かさ、奥深さを実感し、挿絵の友と「ライフワークにしようね!」と語り合っています。

鼎女(宮城県 67歳)

私は玄界灘海岸の清掃を行っています。いろいろなプラゴミを拾っています。2020年7月にレジ袋が有料になってから、だんだんレジ袋が減りはじめ、今ではほとんど見かけません。やっぱり有料化になって捨てる人が減ったのだと思います。そこで、プラスプーン、フォーク、ストローを有料化にすれば必ずプラスプーンなどは減ると思います。

びんびん(福岡県 65歳)

ニート、フリーター(長年)を経て正社員となり、それからは毎年、同棲、結婚、夫の転職・転勤による引越し。前進をサボっていた頃から嘘のような日々を過ごしています。人生どうなるかわからないものですが、行動を起こしたからこそ今があるということを忘れずに生きていかなければと思います。

にゃふ(広島県 32歳)

日頃、食べ過ぎを防ぐ為に食欲に負けそうになると自分で自分に問う一言、「胃袋はゴミ袋ではありません」。不思議とこれで自制できるので今の私の標語となっています!

しいやん(宮城県 55歳)

病院に勤務しています。出入り口の消毒薬の台にいつの頃か花が添えられるようになりました。清掃の方の育てる花と知り、花の好きな私は引き継ぐことになりました。庭や畑には日々芽吹きあり花が咲き、実ります。それを見つける喜び楽しみを誰か一人でも気づいてくれてくすっと笑ってくれることを期待しながら、休みの日は自然の中にある宝探しを続けています。いつでも小さな幸せは見つけることができると思います。

T・R(福岡県 66歳)

北海道オホーツク在住です。11月、初雪が降る少し前に、家の中に一匹のハエ君が入ってきました。外は寒く、家族みんなが外に出すのはかわいそう、と言うので一か月くらい我が家におりました。“ぶんた君”と名付けて家中をとびまわってなんだかかわいく思える毎日でした。いなくなり、今はちょっとさみしいなあ~。

ぶんちゃん(北海道 53歳)

母親がTVに話しかけたり、つっこみを入れる姿に「おばさんだよ」と話したことがあります。私が母親になった今、スーパーのセルフレジで「お金を入れて下さい」のアナウンスに「ちょっと待ってね」と話しながら財布からお金をとる光景に年をとったな…と感じる日々です。

いずみん(北海道 41歳)

父が亡くなって丸2年。92才の母はとてもしっかりしていますが父が亡くなったことだけは、いまだに理解出来ていません。「お父さんにお菓子をあげよう」とか「寒くなったから冬物をお父さんに持っていこう」とか常々口にしています。母の中では父は生きています。亡くなった後も父を慕う母と、亡くなってからも母に大切に思われている父は、私には理想の夫婦です。

Y.W.(千葉県 68歳)