子どもの頃、時計も持たず、次いつ来るか分からないバスを一人で待っていた。不安で落ち着かなかったあの時間も今では懐かしい思い出だ。今は同じバス停で息子と並びスマホで時刻もすぐ確認出来る程便利になった。それでもかつて不安だった幼い自分を思い出しながら過ごす親子のひとときが静かに胸をあたためてくれる。
午後三時(青森県 45歳)
ネットでお買い物することが増えてきましたが注文する時はいつもドキドキ。何度も確認のためにページを行ったり来たり。なかなか確定ボタンが押せません。ようやく押す時はエイッままよ!って感じです。ネットショッピングは押したら最後、修正方法が分からないのでホントに心臓に悪いです。
たけちゃん(大阪府 65歳)
雪かきのあと、静かになった通りに立つと、不思議と気持ちまで整う。派手な出来事はなくても、今日をちゃんと終えられた、と思える日が好きだ。
おたかぽっぽ(山形県 46歳)
こどもの大親友が引っ越すことになりました。「さみしいね」と言うと、こどもは少し考えて「でもずっと親友やから」と。一緒に笑ったこと、ケンカしたこと、毎日名前が出てきたこと、その全部が宝物です。小さな手で書いたメッセージカードには大きな文字で「ずっとだいしんゆう」。離れてもずっと繋がってる。そうこどもに教えてもらいました。
H.S(兵庫県 47歳)
娘は10年前30才のとき脳出血をし、それから2回も救急車のお世話になりました。半分になってしまった脳で車の運転はもちろん、ひらがながやっと書ける程度、もちろん計算もできません。でもそれにおそれず忙しそうなレジに並び支払いを自分でするのですが千円札を出せばおつりをくれるのに100円何こ?10円何こ?と小銭を出し、レジの後ろは渋滞、そして本人は「すみませ~ん」と明るくあやまる。遠くから見ている親(私)は申し訳ない気持ちで一杯。が、明るく振るまう娘にバンザイ。並んで待ってみて下さってる人にもバンザイでした。
岡山桃香(岡山県 77歳)
妻が柿をむきながら大笑い。「実を捨ててタネを皿に残してる」。他の事を考えながら皮をむいていたようだが、前期高齢者になったばかりで先が思いやられると笑ってました。
イヨパパ(秋田県 68歳)
89歳の父は持病を抱えながら、少しずつ今まで出来ていた事ができなくなってきても前向きにリハビリを頑張る姿に、時々涙がでてきます。親と子がお互いに「老い」を受け入れることでこれからの人生を互いに尊重し合い、穏やかに過ごす事の大切さ、日々の介護で学びました。私にとって、父が元気で笑顔でいてくれるだけで何よりの幸せです!
ポコミちゃん!(神奈川県 49歳)
毎年春にフウセンカズラの種を蒔き育てています。種のハート模様がとてもかわいいんです。これは東日本大震災後、仮設住宅で生活していた時に近所の方から種を3個もらい育て始めました。もう10年以上になります。その年の種を取っておき次の年にまた蒔きます。ずっとつないで育てたいと思います。つらかったあの頃を忘れないためにも。

フウセンカズラ(宮城県 67歳)
※掲載されているお名前はすべてペンネームです。