
暑い夏がやっと終わったと思ったら、この冬は、寒気の影響で昨年以上に寒くなるかもしれないということです。
そうなると、心配になってくるのが暖房の方法や、そこでかかる電気代です。
どうすれば、この冬を暖かく過ごすことができるのでしょうか。すぐできることから5つの対策を見てみましょう。
人体にある3つの首とは、手首、足首、そして頭を支える首です。この3つの首には太い血管が通っているので、ここを温めれば暖かさを感じやすいし、逆に冷やせば涼しさを感じやすくなります。夏はここを冷やし、冬は室内でも手袋、レッグウォーマー、マフラーを着用すれば、暖かく過ごすことができるでしょう。

窓から寒い冷気を入れないために、手軽に買えるのが100円ショップの窓ガラス断熱シートやプチプチ(緩衝材)。窓に貼れば、寒い外気を防ぐ二重窓の効果あり。隙間風防止ストッパーなども、合わせて上手に使うと部屋が暖かくなります。
湯たんぽは、冬の睡眠の必需品。寝る前に生姜湯などで体を温め、適度な温度の湯たんぽで足先を温めれば、ぐっすり眠ることができます。

扇風機といえば夏に涼しくしてくれるものですが、実は、冬でも活躍します。
暖かい空気は上にたまりやすいので、扇風機を上向きにすれば、サーキュレータ―がなくても暖かな空気が下に降りてきます。
最近は、「ふるさと納税」の「お礼の品」として、「クリーン電気」をさまざまな自治体で出すようになってきました。
たとえば、中部電力グループの販売会社「中部電力ミライズ」では、三重県、長野県、静岡県、岐阜県内の計17の市町村と提携して、そこでつくった「クリーン電気」を「ふるさと納税」の寄付の「返礼品」としています。対象の自治体に1万円の寄付をすると、「お礼の品」として150kWぶん、金額にして2500円の「クリーン電気」がもらえるというもので、家庭の電気代が2500円安くなるということ。

実は、2021年までは「電気には色がなく、地場産品かどうかわからない」と総務省は禁止していたのですが、その後、国がグリーン政策を推し進めたことで解禁となりました。これからは、国の電力買い取り制度で買取期間10年を過ぎた家庭の安い太陽光などが出てくるので、ますます「お礼の品」で電気が採用されるでしょう。
ただし、他の「お礼の品」と違い、電気はもらえる条件や地域の指定、電力会社を変えなくてはならなくなるところもありますから、興味のある方は「ふるさと納税」で電気を「お礼の品」としている自治体に直接問い合わせをしてみてください。

