いきいきライフプラン

ガソリン代の節約

荻原 博子氏
荻原 博子(おぎわら ひろこ)
経済ジャーナリスト

難しい経済と複雑なお金の仕組みをわかりやすく解説。時代の一歩先を行く分析力に定評あり。「知らないとヤバい老後のお金戦略50」(祥伝社新書)「一生お金に困らない お金ベスト100」(ダイヤモンド社)「私たちはなぜこんなに貧しくなったのか」(文藝春秋)「買ったら一生バカを見る金融商品」(宝島社新書)「50代で決める! 最強の「お金」戦略」 (NHK出版新書)など著書多数。

高い「ガソリン」、どうしよう?

2年前は1リットル120円前後だったガソリン価格が、今や驚くほどの高値になっています。(2022年4月時点)
この高いガソリン代を節約するには、どうすればいいでしょう。
チェックポイントを見てみましょう。

●「ふんわりアクセル」

エコドライブ普及推進協議会によると、車を発進するときに、最初の5秒で時速20キロになるくらいゆっくりアクセルを踏むようにやさしい発進にすると10%程度の燃料節約になるそうです。

●車間距離を取って、「加速・減速の少ない運転」を心がける

急停車、急加速しなくてもいいようにすれば、市街地では約2%、郊外では6%程度の燃料の節約になります。信号が変わるなど停止することがわかったら、早めにアクセルを足から離しましょう。下り坂では、エンジンブレーキを活用しましょう。

●「アイドリング」をなるべくしない

10分間アイドリングをしていると130㏄使うと言われていますから、これを5回繰り返すだけで100円近くを無駄にしているようなものです。

●渋滞を避ける

渋滞情報をマメにチェックして、渋滞を避けることも大切。ノロノロ運転になると、ガソリンの消費量が増えるからです。

●ナビで最短距離の移動を

目的地が決まっているなら、ナビなどを活用して、最短距離で行けるルートを探しましょう。何カ所か回るなら、最も効率よく回れるルートを考えましょう。

●エアコンは、なるべく使わない

これからは、車内でクーラーを使うケースも出てくるでしょう。ただ、冷やし過ぎは、燃料消費が増えるだけでなく体調を崩すもとです。炎天下に車を置いておいて車内が暑くなっていたら、いきなり冷やすのではなく、両方のドアをパタパタさせて車内に風を入れて冷やしてからにしましょう。

●高速道路に乗る前に給油する

高速道路で遠出するという方は、できれば高速道路に乗る前に給油しておきましょう。高速のサービスエリアやパーキングにあるスタンドは、一般の道路沿いのスタンドのように競争が激しくないので、高めな価格設定をしているところがあります。

●車体を軽くする

車に、ゴルフバックやクーラーボックスなど、普段使わないものは入れておかない。車体が重くなると、そのぶん燃料も使います。タイヤの空気圧などもしっかりチェックし、身軽な走行ができるようにしましょう。

●安いガソリンスタンドを探す

インターネットには、「ゴーゴージーエス(https://gogo.gs)」や「e燃費(https://e-nenpi.com)」といった、ガソリン価格の比較サイトがあります。こうしたサイトで、自分の家に近くて安いスタンドを見つけましょう。セルフサービスのスタンドを活用するのも出費を抑える秘訣です。

●会員制割引やポイントを活用

ガソリンスタンドでは会員制割引などでガソリンが安くなったりキャッシュバックがあったり、ポイントがつくところがあります。会員がクレジットカードやプリベイドカードで支払うと、実質的に1リットルで5円前後安くなるケースもあります。

●休日のセールを狙う

ガソリンスタンド激戦地区などでは、土日のレジャー客を見込んで、ガソリン価格を1~3円ほど安くしているところがあります。そうしたところは、要チェックです!

●夫婦仲良く車をシェア

最後に、田舎では1人1台車が必要というケースもあるかもしれませんが、使う車の台数が減らせないか検討してみましょう。特に、高齢の方は、1台の車を仲良く2人で使える仲良し夫婦になりましょう。同窓会の送り迎えなどをご主人にしてもらえたら、ちょっとお酒を飲んでも大丈夫。
「夫婦仲良く」は、すべての節約の基本でもあります。

2022 vol.41